「ふるさと留学プロジェクト」って?
全トヨタ労連の組合員家族が荘川町で一定期間 “留学” し、「荘川さくら学園」や自然・文化を体験する取り組みです。
子ども同士がふれあいながら共に学び、共に遊ぶことで、適応能力の向上や好奇心・協調性を育み、
さらに、荘川ファンを増やして未来の地域の担い手確保、地域の関係人口を増やす目的で、昨年から計画。
「荘川さくら学園」が開校した今年度から本格スタートしました。
夏休み中に荘川の学校へ留学
今年は8月27日(水)~31日(日)に第1弾を実施。留学中は、子どもは保・小・中一貫の「荘川さくら学園」に通い、
在校生と一緒に授業を受け、飛騨の食材を使った給食を食べ、交流を深めました。
荘川町では海外でも通じる人を育成する目的で、保育園や小学校でも英語の遊び・授業があります。
荘川ならではの遊びや授業に目を輝かせる子どもたち。木で造られた勉強机やいすも、都会とは違う点であり、
さまざまな視点・体験を通して学びを得られます。
子どもが学校生活を体験中は、保護者は「飛騨ふるさと村役場」でリモートワークが可能です。
宿泊は飛騨ふるさと村役場の裏手にある古民家で。夜は古民家の前でBBQを楽しみ、夜は星空観賞。
特に都会ではなかなか体験できない星空は「すごくきれいだった」と、子どもたちの中でも印象深い思い出になりました。
休日は「化石採集」や「川遊び」などを体験
留学中はさまざまなプログラムに参加していただきます。その一部をご紹介します。
【化石発掘体験】
荘川町には「手取層群(てどりそうぐん)」と呼ばれる地層があって、
ジュラ紀〜白亜紀(およそ1億6000万年〜1億2000万年前あたり)の時代の堆積岩・堆積地層が存在します。
体験では指導者のレクチャーのもと、山の斜面に転がっている石をハンマーで軽く叩いて石を割り、化石を探しました。
二枚貝や巻き貝、植物の化石を見つけて子どもたちは大興奮。見つけた化石はルーペで観察。
留学後の感想で「化石を探すのが楽しかった」と答える子どもがいるほど、興味深い体験だったようです。
【シャワークライミング】
OD-FARM荘川のスタッフさんが案内。ウェットスーツ、ヘルメット、ライフジャケットを着用し、シャワークライミングへ出発です!
まずはスタート地点でウォーミングアップとクールダウン。水をかけあったり、ぷかぷか浮いたり…。
川に流されるウォータースライダーを楽しんだ後は、魚帰りの滝へ。
飛び込みにチャレンジする子どもや滝に打たれる子どもなどさまざまでしたが、全員笑顔がはじけていました。
【魚釣り】
地元の漁協組合の方が丁寧にレクチャーしてくれます。今回はイクラをエサにしてチャレンジ。
竿のしなりを利用して投げ、川の流れにあわせてエサを流し、魚が食いついてくるのを待ちます。
残念ながら今回は釣果ゼロ…。次回に期待!?
【問い合わせ】
ふるさと留学プログラムは今後も継続的に実施していく予定です。
興味がある方は、「飛騨ふるさと村役場」まで、一度お問い合わせください。
電話05769-2-3055 メール:info@shokawa.site